【DJミックスの裏側】理想の繋ぎに仕上げるための4つの修正ステップと試行錯誤のプロセス

DJ入門!!

こんにちは!DJ宇奈月です。

本日、久しぶりにMixcloudへ新しいDJミックスをアップロードしました。

今回は約20分、全8曲の構成です。BPM80台のゆったりとしたレゲエから始まり、日本のヒップホップへと繋いでいくメロウな流れを作ってみました。

実はこのミックス、完成までに計7回も録音をやり直しているんです
今回は、私が理想のミックスに仕上げるために実践している
「試行錯誤のプロセス」と、
スムーズな繋ぎを実現するための具体的なテクニックを裏話としてお届けします。

「なかなかミックスが上手くまとまらない」という方の参考になれば幸いです!

ステップ1:まずは「即興」で感覚を掴む

最初の1回目は、カチッとした構成は一切考えず、その日の気分で好きな曲を思いつくままに繋ぐ「即興プレイ」から始めました。「次はこれを聞きたいな」「この曲なら雰囲気が合いそうだな」と、感覚の赴くままに録音してみるのです。

録音したものを一度客観的に聴き返してみると、全体の雰囲気や曲の並びの方向性(今回はゆったりしたムード)が見えてきます。ここが出発点になります。

即興mixについての記事はコチラをご覧ください♪

ステップ2:「ハーモニックミキシング」で曲順を再構成する

全体の流れが見えたら、次は曲順の最適化です。ここで私が取り入れたのが「ハーモニックミキシング」という手法です。
※詳しくは過去のコチラの記事で!

曲の「コード(キー)」が近いもの同士を繋ぐと、驚くほど自然で違和感のないスムーズな遷移が可能になります。最近のDJアプリでは、画面上でこのキーが数字や記号で視認できるようになっているため、それらを基準に並び替えを行いました。

さらに今回は、以下の工夫も掛け合わせています。

  • ジャンルの流れ: 日本のレゲエから日本のヒップホップへの心地よい移行。
  • 同アーティストの連続配置: 中盤には「ヨヨシー(YOYO-C)」、終盤には「シャカゾンビ(SHAKKAZOMBIE)」をそれぞれ2曲ずつ連続で配置。同じ声が続くことで、聴き手がいわゆる「おや?」と思わない、自然な繋がりを演出しました。

ステップ3:キューポイントの設定と「繋ぎ方」の修正

曲順が決まったら、今度は「どう繋ぐか」のブラッシュアップです。 曲を聴き返しながら「ここはもう少しじっくり展開したいな」「歌の直前ではなく、イントロを使ってゆっくりフェードインしよう」といった細かい修正点を見つけていきます。

目印となる「キューポイント」を設定し、心地よいベストなタイミングを何度も部分練習して、体と感覚に馴染ませていきました。

ステップ4:音量(ゲイン)の徹底的な微調整

何度も録音を重ねる中で(4回、5回、6回と……笑)、特にこだわったのが「曲ごとの音量差の解消」です。

例えば、今回のミックスに収録したJ-BREXXの楽曲などは、元の音源のパワーが強く、そのまま繋ぐと突然音がブワッと大きくなってしまい、違和感(大音量の突出)が生まれてしまいました。

これを防ぐために、以下の対策を徹底しました。

  1. コントローラーのメーター監視: 次に流す曲のメーターが大きく振れすぎている場合は、あらかじめチャンネルフェーダーやゲインを少し低めに抑えておく。
  2. 波形の視覚的チェック: 録音ツール(私は『Audacity』を使用しています)の波形をリアルタイムで確認し、音量が大きすぎたり小さすぎたりしないか常に目を配る。
  3. 低音(ロー)のコントロール: 繋ぎの瞬間はローをかなり削る(ゼロ〜真ん中あたりに抑える)か、小さめの音量からロングミックスを意識して、さりげなく次の曲へと導入していく。

おまけ:mixcloudへの配信は金曜22時に!

ミックスの配信はmixcloudというサイトでしたね。
で、配信のタイミングによって視聴者数が左右されるので
前回最適なタイミングを検証した結果の金曜22時にアップロードしました。
詳しくはコチラの記事で!

【おわりに】

こうして「曲順の変更」「繋ぎ位置の修正」「音量の均一化」を限界まで突き詰めた結果、7回目でようやく納得のいく、スッと耳に馴染む自然なミックスが完成しました!

1本のミックスに対してあれこれ工夫し、改良を重ねていくと、「どうすれば心地いいものが作れるか」の引き出しがどんどん増えていきます。今回の経験を踏まえれば、次回は5回、いや3回の一発撮りで理想のミックスが作れるようになるはず……!

皆さんも、自分なりのこだわりや「こんな工夫をしてるよ!」というアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。今回の最新ミックス、ぜひMixcloudでチェックしてみてください!

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