DJ選曲勉強会|キーとコードの違いとハーモニックミキシング(動画あり)

DJ入門!!

こんにちは、宇奈月です♪動画をつくったよー、力作!

PCDJでは、選曲するときにBPMだけでなく、曲の「キー」を確認できることがあります
(これが超便利)。
キーが近い曲どうしは、メロディーや歌声を重ねたときに、
違和感を抑えてつなげられる場合があります。

私は今まではなんとなくで曲同士が合いそう的な感覚で選んでましたが、
この方法を今年になってやっと知りました。
それについての前回の記事はコチラ↓ 今回はさらに分かりやすく深堀していきます。
DJのハーモニックミキシングとは?初心者がミックスを劇的にスムーズにするコツ – DJ宇奈月のうなずくBLOG

でも、よく聞く「キー」って、そもそも何だべさ?
「コード」とは違うのかえ?
「ハーモニックミキシング」って、美味しいの? ←お菓子売り場にありそう
えっDJでつなぐ方法なの?どうやるの?

そんなモヤモヤを持っているDJ初心者の方、音を聴きながら基本を確認できる動画を作りました!!

文章だけでは伝わりにくい音の違いも、動画なら実際に聴いて確かめられます。
ぜひ動画(約11分半)を見てみてください♪
私も知りたくて調べ動画にしましたので一緒に勉強しませう♪
※宇奈月クローン音声でお届け致します。

この動画でわかること

  • コードとキーの違い(鍵盤と音で確認します)
  • DJソフトに表示される「8A」「8B」などの表記(キャメロットホイール)の見方
  • キーの組み合わせによる聴こえ方の違い(自作のサンプル音で聴き比べます)
  • キーが近い曲をつなぐときの考え方と、「必ずうまくいくわけではない」という話

動画の流れ

  • 00:00 オープニング
  • 00:47 コードとキーの基本
  • 02:25 DJでのキーの使い方
  • 02:55 キャメロットホイールの見方
  • 04:24 近いキーとハーモニックミキシング
  • 04:38 キーの組み合わせを聴き比べる
  • 08:05 つなぎ方・並べ方の違いを聴く
  • 09:32 キーが近い曲のつなぎ方
  • 10:10 キーは「目安」・まとめ
  • 10:39 エンディング

動画を見る前に|キーとコードの違いをかんたんに整理

キーとコードは、名前も似ていて混ざりやすいところです。動画の中でも説明していますが、先に整理しておきますね。

  • コード:複数の音を同時に鳴らしてできる「和音」。「Cメジャー」「Aマイナー」のように呼びます。
  • キー:曲の中心になる音と、よく使う音のグループ。「Cメジャーのキー」「Aマイナーのキー」のように呼びます。
  • コード進行:曲の中で、コードが移り変わっていく流れのこと。

ざっくりイメージすると、キーは「曲全体の中心になる音のまとまり」、コードは「その中で次々に変わっていく音のかたまり」です。

ここで大切なのは、「キーが近いこと」と「2曲のコード進行やメロディーがぴったり合うこと」は別の話、という点です。キーが近くても、コードの並びやメロディーの動きによっては、音がぶつかって聴こえることがあります。動画では、同じ8Aどうしでも聴こえ方が変わる例も聴き比べられます。

動画を作って改めて感じた、DJ選曲でキーを活用するポイント

ここからは、動画を作りながら私が考えた「DJの選曲やミックスで、キーをどう使うか」をまとめます。動画の要約ではなく、動画を見たあとに実際のDJで試すときの考え方として読んでもらえたらうれしいです。

1. キーは、選曲全体の雰囲気を考えるヒントになる

キャメロットホイールでは、一般的にAがマイナー、Bがメジャーに対応します。ホイールでいうと、内側がA、外側がBです。

  • A(内側)=マイナー系:落ち着いた、暗め、哀愁のある雰囲気に感じられることがあります。
  • B(外側)=メジャー系:明るい、軽快な雰囲気に感じられることがあります。

ただし、これはあくまで音楽を理解するための大まかなイメージです。動画でもお話ししていますが、メジャーだから必ず明るい曲、マイナーだから必ず暗い曲、というわけではありません。テンポ、リズム、音色、歌詞、アレンジによって、印象は大きく変わります。

それでも、手持ちの曲のキーを眺めてみると、「Aの曲が続いているから、少し落ち着いた流れになっているかも」「次はBの曲を入れて、雰囲気を変えてみようかな」といったように、DJ全体の雰囲気や選曲の方向性を考えるヒントになります。

2. BPMとキーを、一緒に見ながら選曲する

DJソフトの曲一覧では、BPMとキーが並んで表示されることがあります(表示の有無はソフトや設定によって違います)。動画の冒頭でも、キーの列が表示されたDJソフトの画面を例として見ています。

BPMとキーは、役割が別のものです。

  • BPM:テンポ(曲の速さ)
  • キー:曲の調性(中心になる音と、よく使う音のまとまり)

BPMだけを見て選曲するのではなく、キーも参考にしてみると、テンポと音楽的な相性の両方を意識した選曲がしやすくなります。

ただし、キーの相性だけで曲を決めないでくださいね。ジャンル、曲の展開、リズム、エネルギー感、そして実際に聴いたときの印象も大切です。「キーは合うけれど、今の流れには合わない」ということも、普通にあります。選曲の考え方は、DJの成功は選曲が9割!の記事もあわせてどうぞ。

3. キーが近い曲なら、メロディーを重ねる選択肢がある

キーが近い曲どうしは、条件によっては、歌声やメロディーを重ねても違和感が少なく、気持ちよくつながる場合があります。たとえば、A曲のボーカルが流れているところに、B曲のメロディーが加わるようなミックスです。

動画でも、近いキーの8Aと9Aを、メロディーごと重ねた音を聴けます(自作のサンプル音です)。

ただし、ホイールの上で近い位置にあるだけで、必ずうまくいくわけではありません。曲のメロディー、コード進行、アレンジ、重ねるタイミングによって、結果は変わります。

「キーが近いから、必ず重ねる」ではなく、「重ねても合いそうか、実際に聴いて試す」。この考え方が大事だと思っています。

4. 少し合わないと感じたら、メロディーを整理してつなぐ方法もある

2曲を重ねたときに、歌声やメロディーがぶつかって違和感がある。そんなときは、A曲のメロディーやボーカルを下げて、ドラムを残しながらB曲へ移る方法も考えられます。動画の後半でも、この方法に触れています。

メロディーを目立たなくする方法は、DJソフトや機材によって違います。EQやチャンネルの操作など、いくつか手段はありますが、具体的な操作はお使いのソフトや機材で確認してみてください。曲の切り替え方そのものについては、カットインのやり方とコツの記事も参考になると思います。

ここで大事なのは、「キーが合わない曲は使えない」ということではありません。メロディーを重ねるのか、リズムを中心につなぐのか。ミックスの方法を工夫すれば、選択肢は広がります。もちろん、ドラムを残せば必ずうまくいくわけでもないので、ここも実際に聴いて確かめながら試してみてください。

初心者がまず試してみること

動画を見たあとに、すぐ試せることを並べてみます。

  1. DJソフトの曲一覧に、キーの列が表示されているか確認する(表示されない場合は、ソフトの設定を見てみましょう。djayでの設定はハーモニックミキシングの記事で紹介しています)
  2. BPMとキーの両方を見て、つなげてみたい曲を2曲選ぶ
  3. キーが近い2曲を、実際に重ねて聴いてみる
  4. 合わないと感じたら、メロディーを重ねる時間を短くしたり、ドラム中心の切り替えを試したりカットインでパッと切り替えをする

キー表示の機能や名前は、DJソフトによって違います。お使いのソフトにある機能の範囲で試してみてください。

まとめ

  • コードは「同時に鳴らす音のかたまり」、キーは「曲の中心になる音と、よく使う音のグループ」。同じものではありません。
  • キャメロットホイールでは、Aがマイナー、Bがメジャー。雰囲気をつかむヒントになりますが、必ずそう聴こえるわけではありません。
  • 選曲は、BPMとキーを一緒に見つつ、ジャンルや曲の展開、実際に聴いた印象も大切にする。
  • キーが近い曲は、メロディーを重ねる選択肢になる。合わないときは、メロディーを整理してドラム中心でつなぐ方法もある。

ホイールは便利な目安ですが、正解はホイールだけでは決まりません。最後は、自分の耳で判断する。動画も、この記事も、そこに一番伝えたいことがあります。

気に入ってくれたら、ぜひ動画で音を聴いてみてくださいね♪

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