こんにちは! DJ宇奈月です♪
さっそくですが、
DJアプリでJUNGLEのジャンルの曲を読み込むと、
BPM※ 160 と表示されたり ※テンポの速さの数値
BPM 80 と表示されたりします。
昔のCDJだと流している最中にどっちにもBPMが変わったりしてましたね💦
さて、「どっちが正解?」でしょうか、
答えはそう、
どっちも正解なんです。
でも実はこの“倍と半分”の関係、
ジャングルのルーツと深くつながっているんです。
ジャングルはどこから生まれたのか?

もうジャングルというジャンルも昔ながらにはなりましたが、
DJミックスにちょこちょこ使うと逆に新鮮で気分転換できて私は好きです。
さて、ジャングルのルーツは、ジャマイカ・キングストンのサウンドシステム文化。
つまり、
レゲエの進化系です。
ジャングルは、ジャマイカで生まれたレゲエの後発ジャンル。
ロンドンのカリブ移民コミュニティで発展し、
レゲエ、ダブ、ブレイクビーツが混ざり合って生まれました。
そして有名なエピソードがあります。
レゲエを“倍速で回した”ことが始まり?
レゲエのレコードをターンテーブルで
たまたま倍速で回した。
すると、
ゆったりしたレゲエが
一気に攻撃的でスピード感のあるリズムに変わった。
これがジャングルの原型のひとつと言われています。
つまり、
レゲエの約80BPMの世界を
倍にしたら約160BPM。
もうお気づきですよね。
160と80の関係性
レゲエはおよそ70〜90 BPM。
ジャングルはおよそ160〜175 BPM。
倍です。
だからDJアプリで
160と表示されても
80と表示されても
間違いではない。
ルーツが“倍速”だからです。
なぜDJアプリで表示が分かれるのか?
DJアプリは波形を解析してBPMを決めます。
・細かいスネアやハイハットを基準にすると → 160
・大きなキックとスネアの流れを基準にすると → 80
どこを1拍と捉えるかの違い。
ジャングルはリズムが細かいので、
アプリが迷いやすいジャンルなんです。
体のノリ方で考えると分かりやすい
ジャングルで頭を振るとき、
細かく刻むなら160。
大きく揺れるなら80。
実はこれ、レゲエと同じ感覚です。
レゲエはゆったり体を揺らす音楽。
ジャングルはそのエネルギーを高速化したもの。
でも“グルーヴの芯”は同じ。
だから倍・半分という関係が成立する。
DJ的にどう考えればいい?
大事なのは「何と繋ぐか」。
・ドラムンベース同士で繋ぐ
→ 160基準で考える方が自然
・レゲエやR&Bに寄せたい
→ 80基準で感じると流れが作りやすい
例えば、
80BPMのレゲエから
体感そのままでジャングルに上げる。
理論上は倍速だけど、
グルーヴは繋がっている。
ここが面白いところ。
こんな使い方はどうですか?宇奈月からの提案
まだ試してないのですが、DJ的にBPM80のゆったりしたレゲエを流してから、
曲調を変えたい時に、
その曲のBPMをいかにも何かします、的な雰囲気を出しながら倍の160まで上げていって、
そこからジャングルに変化させて盛り上げていく、みたいな!!
やってみたら面白そう(多分世の中にはとっくの前からその手法ありそうですね)
BPMは数字じゃなく“感じ方”
ジャングルが
160でもあり
80でもある理由は、
数え方の違いであり、
ルーツの違いでもある。
レゲエの倍速から生まれた文化だからこそ、
この“二重構造”が存在します。
DJとして大事なのは、
「数字」より
「どう体で感じるか」。
そこが見えると、
ミックスの自由度が一気に広がります。
まとめ
・ジャングルはレゲエの後発ジャンル
・レゲエを倍速で回した文化がルーツ
・だから80と160は親子関係
・DJアプリの表示は間違いではない
・体感で捉えることが大事
・レゲエ→ジャングルに曲調を変えるミックスなんて面白そう!
数字に振り回されないこと。
音楽の背景を知ること。
それだけで、DJはもっと楽しくなりますね。ではまた✋
ジャングル→レゲエ調の実際のmix方法を書いた記事のこちらも是非お読みください!!



コメント